女性の標準体重の計算方法は?年齢別に違いはありますか?
「私って、もしかして
太ってるのかな?(*_*;」
女性にとって体重の変化は
いつも気になるところですね。
太ってないと思ってたけど、
友人や同年代の人と自分を
見比べているうちに、
何だか心配になってきた^^;
そんなことってありませんか?
ご自分の体重については、既に
ご自宅の体重計で把握されて
いるかと思います。
けれど、それだけでは
足りないですよね。
自分の体重を測っておくことは
確かに重要ですが、
もっと重要なのは、体重の数値
が多いか少ないかどうなのか?
ということ。
標準よりも高ければ、あなたは
肥満気味ということにになりますし、
標準よりも低ければ、あなたは
痩せ気味ということになります。
なので、
体重の標準が幾つなのか?
を知っておく必要があります。
それにはちょっとした計算が
必要になりますが、
誰でも簡単に求められる
計算方法なので、ご安心を。
それでは計算方法を紹介
していきますね。
女性の標準体重の計算方法は?
標準体重を求めるのに必要
なのはたった一つ。
それはあなたの身長です。
標準体重の計算式は、
実は一つではありませんが、
良く言われているのが
標準体重=身長(m)×身長(m)×22
という式ですね。
ちなみに、この計算方法には
年齢は含まれていません。
若い人と年配の人とでは、1日の
活動時間や基礎代謝量も違うので、
標準体重は変わると言われています。
年齢別に正確に算出する場合、
補正が必要になり、計算が複雑に
なってしまいます。
年齢の違いで標準体重の
違いは若干なので、ここでは
身長から求めましょう。
例えばあなたの身長が
158cmだった場合、
標準体重は
1.58×1.58×22=54.9(kg)
となります。
162cmだった場合、
標準体重は
1.62×1.62×22=57.73(kg)
ですね。
如何でしょうか?
標準体重が低すぎる、高すぎる、
色んな声が聞こえてきそうな
結果ですが、
疑問なのが、標準体重を求める
のに使う「22」っていう数字。
一体どこから出てきた数字
なのかというと、
BMIに関係しているんです。
BMIはあなたも既にご存知の通り、
肥満の程度を表す「肥満指数」の
ことですよね。
ちなみにBMIの計算式は
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
で、22が理想的とされています。
標準体重を求める式、
標準体重=身長(m)×身長(m)×22
で使われる「22」は、
BMIの理想値だったんです。
つまり、標準体重とは
「BMIが22になる体重」
ということです。
では、標準体重を少しでもオーバー
したら、太っていることになるのか?
というと、
そんなことはありません。
そもそもBMIの22という値は
「統計的に最も病気になりにくい」
という理想値であって、
それを超えたら直ちに肥満
というわけではありません。
肥満判定されてしまうBMIの
値にはある程の度幅があって、
BMI=18.5~25が、
非肥満(普通体重)
となっているんです。
BMIが22を上回っていても、
25までなら普通体重ということです。
まとめると、
BMIで非肥満になる体重は
身長(m)×身長(m)×(18.5~25)
ということになりますね。
これに当てはめて計算すると
身長158cmの場合、
BMIが非肥満となる体重は
46.18(kg)~62.41(kg)、
身長162cmの場合は
48.55(kg)~65.61(kg)
となります。
BMIで非肥満になる体重には、
同じ身長でも15kg以上も幅が
あることが分かりましたね。
15kgも差があれば、見た目にも
かなり違いが出てきますが、
数値の上では同じ非肥満という
判定です。
つまり、見た目と計算結果の
数値にはかなりのギャップが
あるということです。
あなたが数値の大小だけで
納得できるなら良いでしょう。
けれど、もしも見た目が気になり
標準体重を知ろうとしていたなら、
標準体重は参考程度にしておき
ましょう。
その場合は、美容体重や
モデル体重を参考にすると
良いでしょう。
関連記事はこちら
⇛【標準体重から美容体重へのダイエット方法とは?カロリーに要注意!】
まとめ
太っているか気になったら
標準体重を求めてみよう。
標準体重は身長が分かれば
求められる。
標準体重の計算式は
標準体重=身長(m)×身長(m)×22
22はBMIの理想値で、最も病気に
なりにくい値。
BMIの非肥満値は18.5~25と
幅がある。
同じ身長でも、非肥満の
体重には15kg近く幅がある。
数字よりも見た目が気になる人は
標準体重ではなく、美容体重や
モデル体重を参考にした方がいい。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
良い一日を。